August 29, 2006

パリ買い付けについて

 お知らせが遅くなりましたが、今週の31日(木)からパリへ行ってまいります。私が不在の間の実店舗の営業につきましては、topicsでもお知らせしていますが、8月31日と9月1日は臨時休業、9月2日から4日まではオープンしています。5日と6日はまたお休みになりますが、私が帰国予定の9月7日からは通常通り営業いたしますので、またどうぞよろしくお願い致します。

 尚、通信販売での受注業務及びメールのお返事は、明日の30日から帰国予定日の9月7日まで休業いたしますので、ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願い致します。

 今回はいつもの様に国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」を回って、その合間にアンティークショップや蚤の市にも行く予定です。ここ最近のパリは最高気温も20度前後と涼しいようですが、私達が訪れる頃はどうなんでしょうか?ネットで週間予報を見たところ、31日あたりから少し気温が上がってくるようですが・・・。

 昨年の9月はとても暑く、見本市会場まで行くRER(高速郊外鉄道)の車内はクーラーもなく、人も多くてかなり苦痛でした。今年は少しはマシだといいのですが・・。昨年はすっかりバテてしまいましたので・・・。

 いつも「メゾン・エ・オブジェ」でお取引をしているメーカーさんからこんな雰囲気のあるポストカードが届きました。ポストカードポストカード






 イタリアのUdineという町から届きました。ここはいつも素敵なポストカードを送ってきてくれるので、とても楽しみなのです。多分、見本市会場のブースでもたくさん置いてあるので、何枚かもらってこようと思っています。シックな色合いなので、ディスプレイに使ってもいいですね・・・。

 出発は明後日からですが、頑張っていろいろ見てきますね!また皆様にいろいろとパリのお土産話ができれば、と思っています。私が不在の間、実店舗では主人とスタッフが対応いたしますので、また何かご質問などがありましたら、メッセージを残して下さいね。どうそよろしくお願い致します。   

August 25, 2006

Agronaturaの自然派製品

アグロナチュラシリーズ





 Agronatura(アグロナチュラ)はイタリア・ピエモンテ州にある有機栽培ハーブ農業組合会社です。今回入荷してきたこのアグロナチュラの商品は、日本人の体質、嗜好に合わせ、また日本の気候なども考慮に入れて、イタリアで作られた100%植物性の自然派製品です。

 もうかなり前から、数多くのセレクトショップで取り扱われていますし、雑誌やネットなどでも取り上げられているので、ご存知の方も多いのではないかと思います。もうすでに愛用中という方もいらっしゃるのでは・・・?

 お店で扱う商品を選ぶ際に、「自分が前から使っていて良かったもの」または「自分もこれから是非使ってみたいと思うもの」という基準でセレクトすることが多いのですが、今回はまさに後者です。

 このアグロナチュラのシリーズ、以前から興味があり、是非使ってみたいな・・と思っていました。個人的に購入しようと思っていたのですが、お店でも取り扱いが出来ることになったので、せっかくなのでお店でも扱うことにしたのです。

 このシリーズ、有機栽培の天然ハーブが使われているので、お肌に優しいのはもちろん、ハーブの自然な香りも魅力です。そしてパッケージのデザインもとても素敵だと思いませんか?洗面コーナーに並べていても何だか絵になりますよね。

 それでは、商品を少しご紹介・・・
アグロナチュラ はみがき粉





 とても可愛らしいパッケージのはみがき粉です。今回はレモン風味のものをセレクトしました。研磨剤や合成界面活性剤、アルコールなどが全く使用されていない、泡の出ないタイプのはみがき粉です。オーガニックレモンのアロマが口の中に広がり、すっきりとした爽快感が持続します。歯を白くするサルビア、口内を清潔にするプロポリス、そして虫歯を予防するミッラなどの成分が口内を浄化します。

 そして、ハーブの香りが心地良い・・・アグロナチュラ ハンドソープ





 
 素敵なパッケージのハンド・ソープです。こちらも合成界面活性剤・アルコールフリーですので、お肌にとても優しいです。オリーブ葉抽出のオレイン酸がみずみずしさを保ち、オリーブオイルがお肌を乾燥から守ります。

 最後はこんな可愛らしい箱に入った・・・アグロナチュラ 入浴剤アグロナチュラ 入浴剤






 天然のハーブリーフを使った入浴剤です。まるでティーバッグのような袋状の入浴剤で、1箱に4袋入っています。お風呂の中にこの袋ごとポンっと入れて使います。今回はローズの香りをベースに、ローズヒップ、オレンジ、メリッサ、ラベンダーなどを配合したローズミックスの香りを選んでみました。

 農薬や香料・保存料・着色料などの添加物は一切使用されていませんので、お肌の弱い方も安心です。こちらの入浴剤は香りもとても良いので、使用後は天日干しして乾燥させて、クローゼットや下駄箱の防臭剤として使用するのもおすすめです。

 今回はまだ種類は少ないですが、またこれから少しずつアイテムも増やしていきたいと思っています。ハンドクリームやリップクリーム、ハーブ・ティーなどもあるそうなので、これから秋冬に向けて色々検討してみますね。また皆様のご感想、ご要望など聞かせていただけると大変参考になりますので、どうぞよろしくお願い致します。  

August 22, 2006

バトービュスに乗って

 バトービュス






 セーヌを移動する「BATOBUS(バトービュス)」は、セーヌ河岸に8箇所の乗降所がある水上バスです。あくまで移動目的の水上バスで、観光用ではないのですが、一応ガイド役の乗員もいますし、主要な名所を全て通るので、遊覧船感覚で利用できます。

 数あるパリの遊覧船の中でも、このバトービュスが一番料金が安いので、時間がある時に移動の手段としてメトロの代わりに利用してもいいですね。一日券を買っておけば、全ての区間が一日中乗り放題になるので便利です。

 それでは、バトービュスに乗ってみましょう・・・ノートルダム駅





 
今回は「Notre-Dame(ノートルダム寺院)」の発着所からスタートです。目的地は「Tour Eiffel(エッフェル塔)」です。看板のデザインも何だか可愛らしいと思いませんか?サン・ルイ島





 
 ノートルダムの発着所からエッフェル塔に行くには、最初は反対方向に船が移動するので、ぐるっと植物園の前でUターンします。そして左岸から右岸方面に移動。サン・ルイ島の横を通っていきます。上の写真は船から見たサン・ルイ島です。高級住宅地として知られる、洗練された佇まいの島です。橋橋





 
 普段はこんなアングルで橋を見ることってないですよね・・・。ガラス越しで写した写真なので、あまり上手く撮れなかったのですが・・・。

 続いてはシテ島です。コンシェルジュリ





 
 シテ島には、フランス革命時には牢獄として使用されていた「コンシェルジュリー」があります。数多くの囚人が収容されていて、「ギロチンへの入口」と呼ばれていた所です。かのマリー・アントワネットも、処刑前ここに収容されていました。

 シテ島の端には・・・ポン・ヌフ





 
 映画「ポン・ヌフの恋人」の舞台になった橋、「ポン・ヌフ」があります。「Pont Neuf(新しい橋)」という名前ではありますが、パリで最も古い橋なのです。

 そして左側に見えてきた・・オルセー美術館






 かつての駅舎を改装して造られたオルセー美術館です。モネやルノワールなどの印象派の画家の作品が数多く並べられていて、パリを代表する美術館として有名ですね。昔、オルレアン鉄道の終着駅だったその建物は、かつての面影を残していてとても風格があります。

 オルセー美術館を通り過ぎて、しばらくすると・・・アレクサンドル3世橋






 セーヌに架かる橋の中では一番煌びやかではないでしょうか・・・。アレクサンドル3世橋です。1900年のパリ万博の際に完成した美しい橋です。

 そして、エッフェル塔が近づいてきました。エッフェル塔エッフェル塔






 遠くから眺めるエッフェル塔もいいですけど、やはり近くで見ると迫力があります。今日はここまで、私達はここでバトービュスを降りました。バトービュス






 到着です・・。メトロの移動も便利ですが、たまにはこんな風に景色を眺めながら、ゆったりセーヌの上を移動するのもいいものですね。  

August 17, 2006

ポンピドゥーセンターの最上階で・・・

ポンピドゥーセンター





 パリにあるポンピドゥー芸術文化センターは、映画館や図書館、そしてルーブルやオルセーなどと並ぶパリの3大美術館のひとつ、国立近代美術館も入った総合文化芸術センターです。

 その斬新なデザインは、建設当時は物議を醸したそうですが、今でも古いパリの町並みに突如現れるその奇抜な建造物は、独特な雰囲気があります。(やはり、パリの中では浮いていると思います・・・)

 設計を担当したのは、イギリスのリチャード・ロジャーズ氏とイタリアのレンゾ・ピアノ氏です。レンゾ・ピアノ氏と言えば・・関西国際空港の設計を担当したのも確か彼でしたね。あのパイプ使いや、スケルトンな構造・・、関空と共通するものを感じます。

 最上階の6階まで上ると・・ポンピドゥーセンター





 
 パリの街を一望できる、素晴らしい眺めです。遠くの方に(左上の部分)うっすらとエッフェル塔が見えるのが分かりますか・・・?

 最上階にはおしゃれなレストランもあります。ポンピドゥーセンターポンピドゥーセンター





 
 まるで、宇宙ステーションのような斬新なデザインのレストラン「Georges(ジョルジュ)」、ここもコスト兄弟プロデュースのレストランです。先日ご紹介したルーブル宮のカフェといい、こちらもスタイリッシュなインテリアで、店員もお客もスノッブな雰囲気の人が多いような気がします。

 こちらのレストランからの眺めも最高なので、ディナータイムがおすすめですよ。席にもよりますが、運が良ければライトアップされたエッフェル塔を眺めながら、お食事をする事が出来ます。

 こちらのレストラン、オープンした当初は予約をしなければ入れないお店でした。昔、予約が無かった為に入れなかったことがあります。今はどうなんでしょうか・・?この時はすんなり入れましたが・・。

 ゲイ・カップルの多いマレ地区の近く、ということもあって男性同士のお客も多かったのが特徴的でした。美しい夜景を見ながら、男性同士がテーブルで肩を並べて座っている姿があちらこちらで・・。日本で見ると不自然な光景ですが、パリだと違和感がないのが不思議です・・。とにかく雰囲気のいいレストランでしたので、やっぱり恋人同士で来るのがいいのかな・・と思いました。  

August 11, 2006

Cote Bastideの「白」

 立秋も過ぎ、暦の上では秋となりましたが、まだまだ厳しい残暑が続きますね・・・。各地でこの夏最高気温を記録し、皆様暑い毎日をお過ごしのことと思います。

 さて、この度「Cote Bastide」から暑い夏にピッタリの涼しげなアイテム達が届きました。爽やかな「白」を基調とした可愛らしいアイテム達です。オレンジの花のトワレオレンジの花のトワレ





 
 小さなボトルに入ったオレンジの花のオードトワレも、今回はこんな涼しげなオーガンジーの袋入りになりました。袋の中にはポプリも入っています。香りも爽やかなので、この季節にはピッタリですね。ティースプーンセットティースプーンセット






 そして、こちらはオーガンジーの袋に入ったティースプーン6本セットです。アンティークのような美しいスプーンですね・・・。「Cote Bastide」のカトラリーは、洗練されたデザインの物が多いのです。こんな素敵なケース入りのカトラリーセット、お祝いなどのプレゼントにもいいですね。

 そして、こちらもオーガンジーの・・・オーガンジーのバッグオーガンジーのバッグ




 
 
 涼しげなトートバッグです。とても薄いバッグなので、持ち歩き用にするよりは、飾っておいたり、リネンやタオルなどの収納に使ってもいいですね。中が透けて見えるので、あえて見せるディスプレイとしていかがでしょうか?

 そして、こんな可愛らしい・・・レースのクッションレースのクッション





 
 白いレースのクッションカバーです。真っ白でとてもシンプルなデザインですが、この繊細なレースがポイントとなっています。「Cote Bastide」らしい洗練された雰囲気のとても可愛いクッションカバーです。

 今週はお盆前、といこともあって入荷ラッシュです。また明日には大量のバスケットが入ってくる予定・・・。お店の中は「かご屋」のようになりそうです・・。なかなかHPのUPができなくて申し訳ございませんが、ちょこちょこと商品は入荷してきますので、また是非ご来店下さいね。  

August 04, 2006

ルーブル宮のカフェで・・・

ル・カフェ・マルリー




 
 ルーブル美術館のリシュリュー翼の回廊には、パリで様々なカフェやホテルなどをプロデュースしているコスト兄弟の兄ジルベール・コスト氏が手がけたカフェ「Le Cafe Marly(ル・カフェ・マルリー)」があります。ル・カフェ・マルリール・カフェ・マルリー






 ゴージャスな雰囲気の室内もいいですが、中庭が望めるテラス席の方がおすすめです。場所柄、ちょっとお値段は高めかな・・と思いますが、朝早くから開いていますので、ルーブルを見学する前に、ちょっとカフェで朝食を・・・というのもいいですね。ル・カフェ・マルリー





 
 テラス席からはガラスのピラミッドを眺めることが出来ます。夜もお酒を飲んだり、お食事したり出来るので、暗くなってからライトアップされたピラミッドを見ながらディナー、というのも優雅かも・・。ただし夏場は夜なかなか暗くならないので、(この時もこの明るさで、夜8時頃でした)私達はライトアップを待たずに帰ってしまいましたが・・・。

 美術館を訪れると、美術品を鑑賞するだけではなく、併設のカフェやミュージアムショップに入るのも楽しみなのです。こういった併設のカフェやショップは美術館に入場しなくても利用することが出来ます。

 ゆっくり美術館の中を鑑賞する時間が無くて・・・という方は、こういった美術館併設のカフェやレストランを利用して、雰囲気だけでも味わってみてはいかがでしようか・・?  

August 01, 2006

6月のパリ

 遅くなりましたが、6月に渡仏した際のパリの写真の一部をtopicsにUPいたしましたので、またお時間のある時にでもご覧下さいね。

 6月のパリは、緑や花に溢れてとても気持ちの良い気候でした。前回の渡仏は真冬だったので、公園の風景も前回とはガラリと変わっていました。冬のグレーがかった街のイメージから一転して、空も澄んで太陽の光に明るく照らされ、街全体が活気に溢れていたような感じでした。

 そんな初夏の雰囲気が感じられるような写真を選んだつもりだったのですが、植物の写真ばかりになってしまいました・・・。でも季節感を感じられるもの、という視点でセレクトしてみましたので、木や花の写真ばかり・・・と思われるかも知れませんが、またよろしければ覗いてみて下さいね。
シャン・ド・マルス公園





 エッフェル塔の近くのシャン・ド・マルス公園でも、芝生に寝そべったりピクニックを楽しむ人達の姿が・・・。この頃はまだそれほど暑くはなく、過ごしやすい気候でした。今はヨーロッパ各地が異常気象の為、連日猛暑だそうですね。パリの気温も35度を超えたりと、かなり厳しい暑さのようです。フランスは冷房設備があまり普及していないので、室内や地下鉄の中などとても暑くなるのです。この暑さのために亡くなっている方も大勢いるそうです。

 昔はヨーロッパの夏は涼しくて・・というイメージがありましたが、きっと今のパリは日本より暑いはず。私も来月末には渡仏予定なので、暑さ対策はちゃんとしておかないと・・・と思っています。

 日本でもやっと梅雨が明けて、これから夏本番ですね。最近よくお盆期間の営業について質問されるのですが、今年も特にお盆期間はお休みをする予定はありません。通常通り水曜日のみ定休ですので、また帰省やご旅行などで神戸に来られることがありましたら、是非お立ち寄り下さいね。

<追記>先程、ネットでパリの天気を調べていたら、ここ最近はパリの気温も落ち着いてきたようです。先日までの猛暑が嘘のようですね。今ではとても過ごしやすい気候に戻っているようで、ひと安心です。やっぱりヨーロッパの気候は分かりませんね・・・。私が行く頃も落ち着いていたらいいのですが・・。