パリ滞在中はホテルでの朝食のパンがとても美味しいので(ホテルによって当たりはずれはありますが・・)朝食はホテルでいただく事が多いです。でもたまに外に出て、カフェなどで朝食をいただくのも気分転換になっていいものです。
マレ地区にある人気のブーランジュリー「Le Pain Quotidien(ル・パン・コティディアン)」はベルギーが本家で、パリ市内にも他に何店舗かあります。ベルギーやフランスだけでなく、その他のヨーロッパ諸国、あとアメリカにも支店がありますので、NYやロスなどでこのパン屋を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか・・・?
私達もパリに滞在中、この「Le Pain Quotidien(ル・パン・コティディアン)」を訪れました。写真では薄暗く見えますが、これでも朝の8時頃です。真冬のパリでは日が昇るのがとても遅く、朝の8時を過ぎてからやっと少しずつ辺りが明るくなってくるのです。朝食セットを頼むと写真のように可愛いカッティングボードが置かれて、その上で取り分けたパンをいただきます。カフェオレのボウルも小ぶりでシンプル、とても可愛らしかったです。
私がここで楽しみにしているのが、テーブルにずらりと並べられている色々な種類のジャムやママレード、チョコレートやへーゼルナッツのスプレッドの大きな瓶の数々です。それぞれ自由にパンにつけていただくことが出来るのですが、どれも本当に美味しいので、色々な種類を試してみたくなります。
店内ではパンはもちろん、このジャムやスプレッドの瓶も買って帰ることが出来ます。でも・・この瓶、大きめサイズ(400g)なので、持って帰るのに結構かさばってしまうのです。そういえば、昔ここのヘーゼルナッツスプレッドがとても美味しかったので、買って帰ったことがありました。当時は私も独身でしかも一人暮らしだったのに、大きな瓶入りのものを買ってしまったのです・・・。当然、一人では使い切ることが出来ず、仕方なく実家に持っていったのですが、そのまま実家でも大量に余ったまま放置されていました・・・。
何だか勿体無いことをしたな・・と反省・・・。それ以来、ここでは瓶入りのものを買うのを控えていたのですが、主人に「そんなに美味しいのなら、買ってきて。」とリクエストされたので、今回は久しぶりに、また例のヘーゼルナッツスプレッドを買って帰りました。さすがに今は3人家族、甘党の主人と育ち盛りで食欲旺盛の娘がいるので、あっという間になくなりました・・・。