May 27, 2006

Le Pain Quotidien ル・パン・コティディアン

ル・パン・コティディアン 1ル・パン・コティディアン 2





 パリ滞在中はホテルでの朝食のパンがとても美味しいので(ホテルによって当たりはずれはありますが・・)朝食はホテルでいただく事が多いです。でもたまに外に出て、カフェなどで朝食をいただくのも気分転換になっていいものです。

 マレ地区にある人気のブーランジュリー「Le Pain Quotidien(ル・パン・コティディアン)」はベルギーが本家で、パリ市内にも他に何店舗かあります。ベルギーやフランスだけでなく、その他のヨーロッパ諸国、あとアメリカにも支店がありますので、NYやロスなどでこのパン屋を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか・・・?

 私達もパリに滞在中、この「Le Pain Quotidien(ル・パン・コティディアン)」を訪れました。写真では薄暗く見えますが、これでも朝の8時頃です。真冬のパリでは日が昇るのがとても遅く、朝の8時を過ぎてからやっと少しずつ辺りが明るくなってくるのです。朝食セットを頼むと写真のように可愛いカッティングボードが置かれて、その上で取り分けたパンをいただきます。カフェオレのボウルも小ぶりでシンプル、とても可愛らしかったです。

 私がここで楽しみにしているのが、テーブルにずらりと並べられている色々な種類のジャムやママレード、チョコレートやへーゼルナッツのスプレッドの大きな瓶の数々です。それぞれ自由にパンにつけていただくことが出来るのですが、どれも本当に美味しいので、色々な種類を試してみたくなります。

 店内ではパンはもちろん、このジャムやスプレッドの瓶も買って帰ることが出来ます。でも・・この瓶、大きめサイズ(400g)なので、持って帰るのに結構かさばってしまうのです。そういえば、昔ここのヘーゼルナッツスプレッドがとても美味しかったので、買って帰ったことがありました。当時は私も独身でしかも一人暮らしだったのに、大きな瓶入りのものを買ってしまったのです・・・。当然、一人では使い切ることが出来ず、仕方なく実家に持っていったのですが、そのまま実家でも大量に余ったまま放置されていました・・・。

 何だか勿体無いことをしたな・・と反省・・・。それ以来、ここでは瓶入りのものを買うのを控えていたのですが、主人に「そんなに美味しいのなら、買ってきて。」とリクエストされたので、今回は久しぶりに、また例のヘーゼルナッツスプレッドを買って帰りました。さすがに今は3人家族、甘党の主人と育ち盛りで食欲旺盛の娘がいるので、あっという間になくなりました・・・。  

May 18, 2006

パリのはちみつ専門店

蜂蜜屋 1蜂蜜屋 2





 パリには蜂蜜の専門店がいくつかありますが、私がお土産選びの為によく訪れるのが、マレ地区にある蜂蜜専門店「Le Ruchers Du Roy(レ・リュシェール・ドゥ・ロワ)」です。以前topicsの中でご紹介したシェルシュ・ミディ通りにも支店はありますが、よく滞在するホテルのすぐ近くにあるマレ地区のお店の方にいつも行っています。

 店内には様々な種類の蜂蜜の瓶がずらりと並んでいます。瓶の大きさも何種類かありますし、蜂蜜の種類も本当に多いので、どれにしようか悩んでしまいます。マレ地区のお店ではいつも小柄な年配の女性店員(可愛らしいおばあちゃんです)が接客をしてくれますので、最初にある程度の好みを伝えると(軽めのものがいいとか、あまりくせの無いものがいいなど)おすすめのものを紹介してくれます。ただし彼女はあまり英語は話せないとの事。英語であまりあれこれと質問をすると、いきなり「No English!」と言われてしまいます。

 蜂蜜入りのキャンディーや、蜂蜜とスパイスが入ったフランスの伝統的なお菓子「パンデピス」なども置いています。パッケージも可愛らしくてお値段もお手頃なものが多いので、ちょっとしたお土産としておすすめです。蜂蜜





 
 とても可愛らしい瓶に入った蜂蜜はお店のスタッフや家族へのお土産として買って帰りました。一番小さいサイズはお店のディスプレイとして使用しています。ラベルのデザインがとても素敵なので、並べて飾っていても絵になりますね。  

May 16, 2006

サン・シュルピス教会

サン・シュルピス教会 1サン・シュルピス教会 2





 パリ6区、サンジェルマン・デ・プレ界隈にあるSt-Sulpice(サン・シュルピス)教会。この教会の脇にあるSt-Sulpice(サン・シュルピス)通りは短い通りながらもおしゃれなブティックや雑貨屋さんが多いので、いつもよくこの教会の前は通っていたのですが、まだ教会の中には入ったことはありません。

 左側の教会の写真、ちょっとバランスが悪いのですが、向かって左側の塔が数年前から修復工事中の為、こんなアングルになってしまいました。教会前の広場にはヴィスコンティ作の噴水があることでも有名です。このサン・シュルピス教会、最近脚光を浴びていて訪れる観光客も増えてきているそうです。なぜかというと・・・・

 5月20日に全世界で同時公開される「ダ・ヴィンチ・コード」の中でこのサン・シュルピス教会が登場するのです。メインの舞台ではないのですが、ちょっとした重要な場面で出てきます。ここでお話をするとネタばれになってしまいますので、どんな場面かは詳しくは説明しませんが・・・。

 期待している映画はなるべく観るまで原作は読まないようにしているのですが、この「ダ・ヴィンチ・コード」、ついつい原作を全部読んでしまいました。これが面白くって!あっという間に読んでしまったのです。映画を観る前だったのに・・・。でも小さい子供を持つ親の宿命・・・きっと劇場では観ることはできないでしょう・・・。DVDが発売されるのを待つことになりそうです。(娘はもう映画館デビューはしているのですが、ディズニー映画くらいが限界なのです。)

 この映画ではシリアスな女性捜査官ソフィー役を「アメリ」でおなじみのオドレイ・トトゥが演じているのに注目しています。「アメリ」での不思議少女っぽいイメージが強い彼女がソフィー役をどんな風に演じているのか・・・とても興味深いです。オドレイ自身もこの映画の話が来たとき、「何で私が・・・」と思ったらしく、オーディションを受けた時もまさか自分が受かるはずはない、と思いながら受けたそうです。

 サン・シュルピス教会はこの「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台になったということに否定的で、抗議文まで出しているそうです。否定的になる理由は・・・きっと小説を読むか映画を観れば分かると思います。

 でも「ダ・ヴィンチ・コード」のメインの舞台といえばやはり・・・ルーブル宮





 
 ルーブル美術館ですね。「ダ・ヴィンチ・コード」を読んでいたら、ここ最近は横を通り過ぎるだけだったルーブル美術館の中に、久しぶりに入ってみたくなりました。普段から人の多い「モナ・リザ」の前も「ダ・ヴィンチ・コード」の影響でますます賑わっているのでしょうね・・・。  

May 10, 2006

素敵なサロン・ド・テ

マミ・ガトー 1マミ・ガトー 2





 パリ6区のRue du Cherche-Midi(シェルシュ・ミディ通り)にあるブロカント兼サロン・ド・テ「Mamie Gateaux(マミ・ガトー)」、以前Topicsの中でも少しだけご紹介しましたが、本当に素敵なお店なのです。テーブルや椅子はもちろん、棚や壁にディスプレイしている素敵な小物たちも全てアンティーク。リネンやキッチンツール、お皿やボウルなど見ているだけでうっとりするものばかりです。マミ・ガトー 3マミ・ガトー 4





 
 ディスプレイされているアンティーク小物は購入可能なものもあります。そして美味しそうな手作りジャムも販売されていました。私もここで可愛い柄のお皿やボウル、小さな缶など何点か購入しました。とてもセンスの良いセレクトでどれにしようかな・・?といろいろ目移りしてしまいました。マミ・ガトー 5






 ずらっと並んだカフェオレボウルの数々・・。こちらはオーナーのコレクションで残念ながら販売していないものだそうです。それにしてもこんな風に高い所に並べることが出来るなんて・・・地震が多い日本ではまず無理ですね。

 実はこの「Mamie Gateaux(マミ・ガトー)」のオーナーは日本人女性なのです。表で接客をしているのはフランス人のムッシューとマダムで、日本人のスタッフは皆、奥に入って仕事をしていました。このムッシューがとにかく面白い方でした。日本人オーナーのお店だからでしょうか、一生懸命日本語で接客してくれるのですが、ちょっと単語につまると奥にさーっと入っていって日本人のスタッフに教えてもらってはまた戻ってきて・・・。片言で一生懸命になって話してくれるのがなんだかとても嬉しかったです。マミ・ガトー 6マミ・ガトー 7





 
 お店はパリの雰囲気にすっかり溶け込んでいて、ランチタイムには地元のフランス人のお客様の姿も・・・。私達はキッシュやスープなどをいただきましたが、どれも本当に美味しかったです。メニューも他のパリのサロン・ド・テと変わらず、完全にフランス風でしたが(メニューもフランス語のみですが、ムッシューがちゃんと説明してくれます。)お料理の盛り付け、テーブルセッティングなど、ちょっとした所で日本人らしいきめ細やかさが感じられました。

 ケーキなど手作りのスイーツも美味しそうでしたので、次回はティータイムに是非訪れてみたいと思います。素敵なアンティーク小物に囲まれて、美味しいお料理をいただき、とても幸せな時間を過ごす事ができました。パリに行く度に通いたくなる、そんな素敵なお店でした。  

May 04, 2006

芦屋アンティーク雑貨市

 昨日の3日より、大丸芦屋店の4階にあるサロンにて「アンティーク雑貨市」が行われています。当店も一応アンティークショップとして参加させていただいています。百貨店のイベント、といってもこじんまりとしたサロンで行われていて、アットホームな雰囲気なので、お客様もお買物ついでに気軽にふらっと立ち寄っていかれる方が多いです。

 昨日は初日でしたので私も顔を出しましたが、今日4日からは実店舗の方も通常通り営業する為、イベントの方は主人に任せています。昨日は常連の方も何名かいらしてくださいました。本当にありがとうございます。イベントは8日まで行われていますので、またお近くにお越しの際には是非お立ち寄り下さいね。

 とても小さな会場ですが、家具などを扱っているショップも出展していますし、アクセサリー関係を扱っているショップも多いようです。当店のようにカジュアルなフレンチアンティーク、といった感じのお店は他にはなく、もっとラグジュアリーな雰囲気が漂っています・・。

 ヨーロッパのものだけではなく、和骨董や中国のアンティークなども・・・。私が特に気になったのはイギリスの家具などを扱っているショップです。私はあまりじっくり見に行かなかったのですが、主人は何度か覗きに行って、オーナーさんともお話をしてきたそうで、意外と家具も見かけの割にはお手頃価格だった!との事です。
アンティーク雑貨市 1アンティーク雑貨市 2





 こちらはイベントでの当店の様子です。主人が一人で接客をしていますので、またお越しの際には気軽に声をかけてやって下さいね!