手のひらにチョコンと乗っかるくらいの小さなミニグラス、パリから届いたアンティークのミニグラスですが、何だか柄や風合いがアジアっぽい雰囲気があると思いませんか・・?初めてこのグラスを見た時に、何だか中国や香港にありそうなグラスだなぁと思いました。
小さなお花を挿して飾っても可愛いと思いますが、インパクトのある柄なので、そのまま何も入れずに飾ってもいいと思います。とても小さなグラスですので、ふたつ並べてチョコンと飾るととても可愛らしいです。
こちらもフランスのアンティークですが・・・
紅茶用の古いTin缶です。こちらも初めて見た時に、何だか紅茶用、というより中国茶が似合いそうな缶だな・・・と思いました。中国の茶器と並べて置いていても違和感がなさそう・・。花柄なので、イギリス風かな・・?とも思える缶なのですが、この色合いと古びた感じが、何だかヨーロッパというよりアジアの雰囲気があるなぁと思ってしまったのです。
フランスのインテリア雑誌なんかを見ていると、ヨーロッパのアンティークの家具にアジアの骨董を組み合わせたりして、アジアとヨーロッパの雰囲気が上手くミックスされて、いい感じのインテリアになっているのをよく目にします。ヨーロッパの人達は、ヨーロピアンとオリエンタルを融合させるのが、本当に上手だなぁと感心してしまいます。
当店で販売しているアンティークは、パリから買い付けてきたものが大半なのですが、私自身、ヨーロッパのアンティークだけではなく、アジアのアンティークも意外と好きなのです。古伊万里の食器にとても興味を持ったこともあって、独身の頃、京都のアンティークショップでいくつか買った古伊万里の小皿や蕎麦猪口を今も自宅の食器棚に大事に飾っています・・(お小遣い程度で買えるものですので、そんな大した代物ではないのですが・・)。
なので、フランスのアンティークでも、少しアジアの雰囲気が漂うものがあれば、つい目が行ってしまいます。また、パリの蚤の市でも、ヨーロッパのものだけでなく、アジアのアンティークを見かけることがありますし、中にはMade in Japanのものも・・・。
次回の渡仏では、合間にいろいろと蚤の市も回りたいと思っていますので、また素敵な出会いがあればいいのですが・・・。ちなみに上のミニグラスと花柄のTin缶は、いつもお世話になっているクリニャンクールのマダムのお店で見つけたものです。またマダムのお店に伺うのを楽しみにしていたのですが、マダムは現在ヴァカンス中・・・。残念です・・。