さて、今日はクリニャンクールのマダムから送られてきたこんな商品をご紹介・・・
両サイドに持ち手が付いた、ちょっと変わった形の白いボウル・・、フランスのGIEN(ジアン)社のボウルです。
今までも、パリの蚤の市で何度かジアンの食器を見かけて買い付けてきたことはありますが、ジアンの食器は蚤の市でもそれほど数は多くないので、いつも必ず見つかる、というわけではありません。
ですので、今まで自分で買い付けてきた中でも、ジアンの物は数える程度しかないので、大体どんな物を買い付けてきたのか覚えています。シンプルな青のラインが何本か入った素朴なカフェオレボウル、手描きのチェック模様がとても可愛らしかったカフェオレボウル、そして手描きのお花模様のプレート、などなど・・(どれも、全てお嫁に行ってしまいましたが・・)
でも、今回のようなこんなシンプルな白いジアンのボウルは初めて手にしました。ちょっとポッテリとしたとても可愛らしいボウルです。こちらのボウル、アンティーク、と呼べるほど古い物ではないのですが、何だか現行品のジアンの食器とも違って独特の趣きがあります。
両サイドに持ち手が付いているボウルは、フランスのブルターニュ地方で多く見られる形ですが(カンペールのボウルなどが有名ですね。うちでも以前取り扱っていたことがあります)、このジアンのボウルの持ち手は、またそれともちょっと違う形なので、「これは、何の為に使うボウルなのかな?」と疑問に思っていたのです。
そして、マダムに問い合わせてみたところ、何とこのボウル、マヨネーズ用なんだとか。「でも、スープやサラダに使ってもいいし、もちろんカフェオレボウルとしても!」とのこと。マヨネーズ用のボウルだったとは・・・。でも、本当にそれ以外にも何にでも合いそうな便利な大きさのボウルなんです。
真っ白でシンプルなボウルなので、新鮮なお野菜やフルーツなんかを盛り合わせてもいいですね・・・。鮮やかな色の野菜のポタージュなんかにも良さそう・・・。チョコンと付いたこの小さな可愛らしい持ち手、何だか私には天使の羽のように見えるのですが、皆様はどう思われますか・・?